奥の部屋。




「あ、シカv終わったの?」
「まーなー。」
研究所の奥の仮眠室には、先程のクローンと全く同じ容姿をした少年『うずまきナルト』がテレビゲームをしながら、この仮眠室の主、つまりは研究所所長・奈良シカマルを待っていた。
シカマルはベッドには向かわず、床に座ってコントローラーを握り締めているナルトの膝に頭を乗せて転がり、欠伸をひとつ。
「研究大成功だってば・・・?」
ナルトは、シカマルが何の研究をしていたのかは詳しくは知らない。
『動物生態学』って物を研究している、と聞いていた。
「おう。ま、俺ぐらいになれば13%の相違ぐらい、15%でも大して変わりゃしねーからよ。これで研究費用アップも間違いなしだな。」
15%とは何の事か解らないが、研究費用がアップすれば兼ねてからシカマルが取り組みたかった研究に着手出来る事になる。
「本当に?」
「おう。何か欲しいもんあるか?」
「ん〜・・・今はアレ以外無いってばよ。」
「そっか、なんか有れば言えよ、なんでも買ってやっから。」
もう、いいのにそんなの、と言いながらナルトがシカマルの頭を撫で撫で。
いつの間にかゲームを止めて、シカマルとイチャイチャ。
「でも、なんでカカシ先生とかまでスポンサーだってばよ?」
「ま、色々あんだよ・・・。しかし、あいつら良くあんなもんにデレデレ出来るぜ、全く・・・。」
ハア、と呆れた溜息を吐くシカマルが、研究レポートを手に取り何枚か捲ると、そこには何故かチンパンジーの写真が何枚か。
「なあ、ナル。チンパンジーと人間って、2%しか違いが無いんだぜ?たった2%であんな言葉も話せない、獣なんだから面白れーよなー♪」
ククク、と笑うナルトにはサッパリ意味が解らない。
首を傾げていると、
「やっぱ、オリジナルには敵わねーって事だよ・・・。」
そう言って、シカマルはナルトにキスをした。
「さて、次は俺達の子供を作る研究だな〜♪もう少し待ってろよ、ナル。」
「うん、頑張ってねシカv」
「よし、一丁子作りすっか、な?」
「もう、シカマルってばスケベだってばよ!」
貫徹の眠気なんてなんてその、シカマルはナルトに覆いかぶさった。


後に2年後、研究所から赤子の泣く声が聞こえる事になる。



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